歳時記

ホテル風の薫オープン当初より
支配人が日々感じたことを綴って
参りました「現況のお知らせ」は
こちらをご覧くださいませ
(2008年7月15日~2012年12月1日)


※現況のお知らせは「歳時記」へと
名を変えて連載をはじめました
 

更新日:平成27年4月4日 更新
貴方は・・・親鳥? 雛鳥?
桜のようにすこし頬を赤らめながら
慣れない紺色のスーツに身をまとう若者達。

未来への期待に胸を膨らませているのか・・・
これからずっと続く社会人への不安なのか・・・

そんなフレッシュな新社会人を迎え入れる
入社式のニュースに・・・
はるか昔の若かりし日が思い出されて参ります。

あの頃は・・・

スマホどころか携帯電話もない時代。
ましてやインターネットなんて・・・

今ではどこにいてもネットに繋がり
いつでもどこでも繋がっている時代。

現代の若者達にはさぞ不便な時代だったのだろうな・・・と

まだ言葉も覚束ないような小さなお子様が
サクサクとipadを操作する姿を見ながら
この先、更に進化する未来について行けるか・・・
散りゆく桜吹雪を見ながら不安が募る
新入社員のような気持ちでございます。


そんな私の不安の話しはどうでも良いのですが・・・


ここ伊東でもちらほらと新社会人たちの姿を
お見かけいたします。

当グループでは50名以上の新入社員を迎え入れ
ここ伊豆には8名もの新人達がやってまいりました。

毎年、新入社員にある質問を致します。

『ある初夏の日を思い描いてください。
つばめ達がせっせと虫を取り、巣に運び、
小さな口を大きく開いているひな鳥達に与えています。
このシーンを思い描いてみて、
貴方は親鳥、雛鳥、どちらだと思いますか???』


多くの新入社員たちは、『雛鳥』と答えます。

右も左も分からないから兎に角一生懸命に
先輩達の教えをどんどん吸収していこう、

そんな気持ちの表れからの答えだと思います。

中には・・・

『学生を卒業したので、ここからは親に恩返しを
していかなければならないから、
今日から私が親鳥です』

と、思わず目頭が熱くなる回答をする新入社員もおります。

この質問・・・

親鳥、雛鳥どちらも正解かもしれませんが
こう答えております。

『皆さんは、会社に所属して給料を頂く以上、
会社の利益貢献に全力で勤める義務があります。
ですから、皆さんは親鳥で、会社が雛鳥です。
新入社員だからと甘えは許されません。』

手間共のホテルでは、お客様に取りましては
30年のベテランだろうが、2日目の新人だろうが
関係はございません。

目の前のお客様にお喜び頂ける事、
目の前のお客様が御望みになられている事を
気付き、して差し上げられるか・・・

それが大切であると考えております。

1年前に入社した元新入社員達は、
すっかり頼もしくなり
後輩達を迎え入れて、どこか嬉しそうでございます。

今年も若葉マークをつけたフレッシュな
“新鮮力”(新戦力)達が
皆様にお仕えさせて頂く事もございます。

皆様から頂戴するお言葉こそ成長の糧。
お見掛けした際には、お気兼ねなく
御叱りのお言葉や、お褒めのお言葉などを
お掛け頂けましたら幸いでございます。

いつもより早く舞う桜吹雪を見ながら
今年の出会いや別れ・・・
様々な想いを巡らせながら

穏やかな春の休日をお過ごしに
風の薫にお帰り下さいませ。





更新日:平成27年3月4日 更新
やらない・・・は、勇気? 手抜き?
『何をやるかだけではない、
何をやらないかということにも誇りを持つことだ。』

故ジョブス氏の数多い名言の中のひとつで
個人的に非常に好きな言葉でございます。

『何かに特化する、何かに絞込む』
一極に集中することにより秀出たものになる。
という事でござましょうか・・・。

皆がやるから自分もやる・・・
やりたくないけどやった方が良さそうだからやる・・・
何となく薦められたからやる・・・

強い意志や明確なヴィジョンもなく
“やっている感“だけでやってしまっている事
ございませんでしょうか・・・。

何となく『右へ習え』になってしまう
意志の弱い私ではございますが・・・

この金言を見習い
『禁酒はやらない・・・』と
ポテッと出たお腹を摩って
誓う愚かな私でございます。

・ ・・失礼を致しました(汗

さて、ここ東伊豆ではただ今河津桜が満開でございます。

満開の桜の枝を機敏に飛び移りながら
桜の花を頬張るリスの姿に
桜の花が無くなってしまわないかと
心配になりますが・・・
とても穏やかな春の風物詩でございます。

そんなうららかな春をイメージした
会席料理は『春晴 はればれ』と名づけました。

お食事をお召し上がり頂きながら
ホッと心が温まるような・・・
そんな想いを込めて
一品一品手を抜かず
お作り致しております。

青い空と透き通る青い海
穏やかな春風を感じながら・・・

何もやらない・・・という
ゆったりとした休日をお過ごしに
風の薫にお帰りくださいませ。





更新日:平成27年2月1日 更新
『義理』から『義務』???
早いもので年が明けて一ヶ月が
経過してしまいました・・・。

流石に、正月ボケはすっかりとなくなりましたが
正月太りでついたお腹あたりの肉はなくなりません。
物事は普通は、落ちる・落とすという事は、
上げる事より簡単なことではございますが、
こと脂肪と体重については努力をしないと落とせません(汗

株価と売上が落ちたら困りますが
脂肪と体重はすっきりと落としたいものでございます。
と、過去最重量体重更新中のお腹を
摩りながらも、桜餅をパクついてしまう
私でございます。

・・・失礼を致しました(汗

さて、2月は様々なイベントがございますが
先日、ニュース番組で時代の変化と共に
『義理』から『義務』に変わったという内容の
紹介がありました。

思い返せば・・・
『あの子からもらえるかな・・・』
と想いをはせて、そわそわしていたのは
もうかれこれ30年以上も前・・・(汗
今や義理だと分かっていても
喜んでしまう勘違い中年でございます。
しかし・・・『義務チョコ』とは
少々女性にはよろしくない義務でございますので
私は賛同しかねますが・・・。


『義務』と『権利』

この相反する二つはどちらが先か
問われる事も多々あるかと思います。

先ずは、義務を果たす・・・
そして権利を主張する・・・

ask not what your country can do for you
ask what you can do for your country.
「国が諸君のために何が出来るかを問うのではなく、
諸君が国のために何が出来るかを問うてほしい」

言わずと知れた、故ケネディ大統領の有名な演説での
名言でございます。

同僚やご夫婦、恋人同士など人間関係で
お互いがこの気持ちを持つようになれたら・・・
いざこざも減り、物事も円満に解決していくのでは
ないだろうかと思います。

企業としては、納税の義務はもちろん
社会貢献でどこまで国や社会のお役に立てるか・・・も
納税と同様に重要な義務ではないかと考えております。

当アンダ・パセラグループの社会貢献の一環で行っている
「がんばれ子供村」も年々活動の範囲も広がっており、
大変有難い事に、その活動について内閣府から
表彰をして頂きました。
微力ではございますが、これからもがんばれ子供村の
活動にて社会貢献を行って参る次第でございます。

さて、2月の伊豆と言えば
やっぱりこちらでございます。

人の心を和ませてくれるという貢献をしている
『河津桜』の時期がやって参りました。
今年も凛と咲き誇り多くの人々の心を和ませてくれる事と
思います。

風の薫では、今年も大人気の桜会席プランを
ご用意させて頂きました。
彩りも華やかなこの時期だけの
会席料理も是非ご賞味下さいませ。

この時期の透き通るような澄んだ空気は
遠く房総半島が相模灘に浮かんで見えます。
穏やかな海と青い空、平和に飛び交う鳩やかもめ。

今日も平和でいられる事への感謝と
世界が平和でいられるように願いを込めて・・・。


ほっこり温泉で心と身体を温めながら
一足早い春を感じに風の薫にお帰りくださいませ。


※写真は、総理官邸で行われた表彰会での記念写真。

『がんばれ子供村』の活動はこちらから
『河津桜』の開花情報はこちらから
『桜会席プラン』はこちらから



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