歳時記

ホテル風の薫オープン当初より
支配人が日々感じたことを綴って
参りました「現況のお知らせ」は
こちらをご覧くださいませ
(2008年7月15日~2012年12月1日)


※現況のお知らせは「歳時記」へと
名を変えて連載をはじめました
 

更新日:平成25年10月1日 更新
『倍返しだ! 100倍返しだ!!』
『やられたらやり返す・・・倍返しだ!』

最近なんとも物騒な言葉が彼方此方で
飛び交っているようでございます。

投資や旅先のカジノで倍に返ってくれば、
これほど嬉しい事はございません。
ましてや『100倍返し』ともなって返ってきたら
それはもう天にも昇る気持ちでございます!!!

しかしながら・・・
世の中、そんなに上手くは
行かないものでございます(涙

一攫千金などは夢見ず
コツコツと積み重ねていく亀タイプで
蓄えを増やしていかねばと心に誓いつつ・・・
街で見かけた宝くじ売り場前で
つい立ち止まってしまう往生際が悪い私でございます。

・・・と、失礼を致しました(汗
いつもながらの脱線でございました。

『恨み辛みの倍返し』は、
売り言葉に買い言葉、何かにつけ争いの始まりで
物騒なものでございますが・・・
感謝の『お返し』は気持ちの良いものでございます。

日本の『お返し文化』は、地方・地域により
それはそれは、本当に数多くあるようでございます。
古くから伝わる文化や風習でございますので
良い悪いを申し上げる気持ちは毛頭ございませんが・・・。

『風習だから仕方ない・・・』と
お礼の気持ちの有無に関わらず、
嫌々な形式的なものになってしまっている場合も
正直、多くある事と存じます。

『お返し』の始まりは、『感謝の気持ち』
心と心の繋がりを形にしたものだったのではないかと
思っております。
モノやカネだけではなく、手紙やメール、
ネット掲示板やツイッターなど、心と心を繋がる
お返し文化は形を変えながらも広く受け継がれていると
感じております。

『寄せては返し、返してはまた寄せる波』のように
ずっとずっと続く大切な人との繋がりの証が『お返し』
ずっと大切にしていきたいものでございます。

風の薫では、大切なお客様といつまでもずっと
繋がりを持ち続けられますようにお客様から頂戴する
ご宿泊代を『倍返し、100倍返し』する位の
感謝の気持ちを形に代えながらこれからも
更に成長して参ります。

神無月に入り、衣も変わり秋も深まってまいりました。
これから日々、伊豆の山々の緑も様々な色に変化し
やがて赤く色づいて参ります。

海に浮かぶような海岸に位置する風の薫では
秋の紅葉を愉しむ事はできないのですが・・・。

秋の夜空に浮かぶ月あかりが穏やかな海面に
赤く煌め揺らめく幻想的な夜の大海原の夜景、
風の薫ならではの秋の紅葉をお愉しみ頂けます。

そんな秋の夜長に、秋の味覚を存分にお愉しみ頂ける
秋の会席『紅里』も大変ご好評頂いております。

山の幸、海の幸、彩り鮮やかな
秋の素材を盛り込んだ先八寸、
鮮やかな赤金に輝く脂の乗った金目鯛を
惜しみなく豪快に使った金目鯛のぐり茶蒸し、
とろけるほど柔らかく煮込んだ豚西京煮、
ホクホクに炊いた零余子ご飯・・・など
『食欲の秋』の舌と胃袋をたっぷりと満たす
秋の会席料理は、“あかり”とお読み下さいませ。

今年も新鮮な秋の味覚を産んでくれた
大地と青い海への感謝の恩返しが
『美味しくお料理をして
美味しくお召し上がり頂くこと。』

風の薫をお選び頂き、お越し頂く全ての
お客様に感謝のお返しの気持ちを込めて
一品一品お作り致しております。

深まる秋に心が深まるお時間をお過ごしに、
風の薫にお帰りくださいませ。





更新日:2013年9月1日 更新
その常識は非常識・・・
早いものでもう9月・・・
まだ日中は平年の8月の暑さと
同じような気温ではございますが
夜は大分過ごしやすくなってまいりました。

身勝手なもので・・・
秋の訪れを感じますと、それはそれで
寂しい気分になってまいります。

『喉元すぎれば熱さを忘れる』

諺の意味は違いますが・・・
秋も深まり寒くなれば、今年の猛暑の事などすっかりと
忘れてしまう私でございます。
『暑い、暑い』と云いながら坦々麺を頬張るのも
あと僅か・・・猛暑を名残惜しみながら
残暑をゆっくりと愉しみたいと思います。

私の話はさておきまして・・・

『ことわざ』
本当に教えられる事ばかりだと
常々思っておるのですが、この諺に
新しい諺は登場しているのでしょうか・・・
ふと、そんな疑問に行き当たりました。

『昔の人はいい事を言うなぁ』を、
今を基準にしての昔ではなく、
今から50年後、100年後に『昔の人は・・』と
言われるような、そんな現在に生まれた諺・・・
現在を後世に伝えるような新しい諺を作っていく必要が
現代人にもあるのでは・・と、
ふと、そんな思いに駆られた夏の終わりでございました。
私には、到底その役目を負えませんが・・・。

ところで皆様・・・。

皆様の『旅の愉しみ』は・・・なんでございましょうか・・・。

旅の愉しみは『食べる』愉しみ・・・。
旅の愉しみは『新しい土地』を知る愉しみ・・・。
旅の愉しみは『休める』が愉しみ・・・等々

楽しみや目的は十人十色あるかと存じます。
そんなお客様のご旅行のお過ごし方について
侃々諤々と社内で論じておりましたが
ある一つの問題点に行き着きました。

当然ではございますが、『ホテル』や『旅館』の
機能は『泊まる処』でございますので
世のホテル・旅館は夕方から朝までを
お過ごし頂く場所でございます。
至極当然の事ではございますが
この当然の事により、お客様のご旅行の予定は
朝ホテルを出発してからどのように過ごすか・・・
という選択肢しかない・・・という
ある意味、常識的な問題に行き着きました。

当然、同じ時間軸での旅程となりますので
道路は渋滞、観光地は大混雑、電車も満席
これでは、折角、ご宿泊でお休み頂いたお身体も
また疲れが逆戻りでございます。

『業界の常識は非常識』

諺ではございませんが、
手前共の社訓の一つにある教えでございます。

『業界の常識に捉えわれないで、常に新しい発想と
対峙する視点をもって、その物事の本質を見つけよう』
という教えでございます。

そんな発想から・・・
『宿泊が目的』という枠に囚われないで
『泊まらないホテル』を作ってみよう!
という新しいプロジェクトをスタートしました。

それが7月にオープンしました
姉妹ホテルのアンダ倶楽部でございます。
朝11時にチェックインして
夜9時までご滞在して頂ける
『泊まるホテル』ではなく、
『過ごす・楽しむホテル』でございます。

単に客室を利用するだけという事ではなく
貸切温泉でいつでも何度でも温泉をお愉しみ頂いたり・・・
卓球やビリヤード、トランプやオセロ等で遊んで頂いたり・・・
スイーツとカフェでおしゃべりしたり・・・
気ままに昼寝をしてみたり・・・

観光でもなく・・・
帰路につく移動日だけでもなく・・・
自由気ままに『ホテルで過ごす』という一日を
お過ごし頂けるホテルでございます。

風の薫のご滞在後に、そのままちょっとだけ
伊豆をドライブしてアンダ倶楽部へチェックイン。
今での一泊二日でのご旅行とは
また違った密度の濃い2日間旅行をお過ごし頂けます。

手前共は業界では小さな企業ではございますが
ホテルの数を追求するのではなく
業界常識に囚われない自由な発想で
皆様の『あったらいいな』を追求してまいります。

世界に一つだけの宿が4軒ある、5軒ある・・・
そんなグループでありたいと願っております。

風の薫も業界常識に囚われずに
これからも皆様にとりましてを考え
進化してまいります。

猛暑でお疲れになられたお身体をお癒しに
秋空と海の景色を愉しみに
風の薫にお帰りくださいませ。


写真は、アンダ倶楽部にある見晴らしの良いガーデンでございます。
アンダ倶楽部公式サイトはこちら




更新日:平成25年8月1日 更新
今年の夏の想い出は・・・忘れません!
皆様、申し訳ございません!
私、うそをついてしまいました・・・。

先月、猛暑は熱々の坦々麺で凌ぐと
申しましたが・・・
あまりの暑さに、冷やし中華ばかりを
食べてしまっておりました(汗

と、そんな瑣末な私の話は
どうでも良いのですが・・・。

失礼を致しました。

夏休みに入り伊東のビーチがとても賑わっております。
昼は海水浴、夜は花火大会。
『た〜まや〜!』『か〜ぎや〜!』

高い山に囲まれた伊東港での
花火は音も迫力がございます。
風の薫では2部のお食事をお召し上がり頂きながら
目の前に上がる花火をご鑑賞頂けます。

伊東の隣の街宇佐美の花火大会が盛り上がった本日、
風の薫は6歳の誕生日を迎えました。
まるで花火でお祝いをして頂いている・・・
そんな気持ちでございます。

しかし・・・時の流れは本当に早いものでございます。
歳を重ねる毎に老化するのではなく
進化していかなければと強く感じております。
風の薫も手前共のスタッフも
昨日より今日、今日より明日・・と、
そんな気持ちで常に進化するホテルでありたいと思います。

そんな風の薫が誕生日を迎える直前に
手前共の新しい仲間のホテルが誕生致しました。
アンダ倶楽部と名付けられたこのホテルは
日本初??と思われるような新しいシステムを
採用しております。

連休が取り難くなかなかホテルに泊まる機会が無い・・・
折角のご旅行をもっとゆっくりとされたい・・・
そんな思いを感じた事はございませんか?

そんな一日しかない休日や
もっと旅を続けていたい・・・という時に
ご満喫頂けるホテルが
アンダ倶楽部でございます。

アンダリゾートの異国情緒溢れるバリテイストと
風の薫の落ち着きのある和の趣を
併せ持ったようなホテルでございまして
風の薫をご贔屓に下さっているお客様にも
きっとお気に召して頂けるものと感じております。

そんなアンダ倶楽部の企画会議の中で
私共は、お客様に幸せを感じる時間をお過ごし頂きたい・・・
という気持ちが手前共のアイデンティティなんだと
行き着きました。

幸せを感じる瞬間・・・
『楽しく笑顔で過ごした時間』が
『ずっと心に残る素敵な想い出』として
ふと笑みを浮かべてしまう・・・
そんな素敵なひと時をお過ごし頂きたい
というのが私共の想いでございます。

夜空に輝く花火と星、
磯の香りと火薬の匂い、
波音と花火の音・・・

浴衣姿で観た伊東の花火は
五感で感じた夏の想い出。

いつまでも守りたい想いと
いつまでも忘れたくない想い出

そんな夏の日を過ごしに
風の薫にお帰り下さいませ。

アンダ倶楽部公式サイトはこちら



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