歳時記 | 【公式】ホテル風の薫UMI

【風の薫への散歩道】

2019/11/26

 
伊東駅にご到着されてから風の薫までお越しいただく際には、
通常はタクシーをお勧め致しておりますが
(直通分のタクシー代をご返金しております)、歩くとおよそ20分。
 
晴れた日の海沿いの道は潮風が大変心地よく、お散歩好きな方々に好まれております。
 
伊東駅正面の道を海に向かってゆきますと、正面にはオレンジビーチと呼ばれる砂浜が
広がっております。
夏には海水浴場としてにぎわいますが、冬に向かうこの時期、波打ち際で貝殻や
色とりどりのシーグラスを拾うのも楽しいひととき。
 
こちらの浜辺を左に見ながら、国道135号線を進みますと、お写真のような開けた
公園が見えてまいります。なぎさ公園でございます。
 
伊東ゆかりの彫刻家である重岡健治氏の作品群が、青空のもとに伸び伸びと飾られて
おり、ちょっとした美術探訪を楽しむことができますよ。
 
帆船の像は、江戸時代に生きたイギリス人、ウィリアム・アダムスこと三浦按針の
業績に因んでおります。伊東最大の花火大会「按針祭」の由来はこの三浦按針で
ございます。
 
三浦按針は、伊東で日本初の造船ドックを設け大きな西洋式の帆船を製造した人物で、
出来上がった帆船はおよそ80トンもの大きさであったそう。
一体どれだけの人々がこの事業に携わったのでしょう。
 
江戸時代の壮大な事業に思いを馳せつつ、伊東漁協や堤防を通り過ぎていただきますと、
彼方にはもう風の薫が見えてまいります。
 
お散歩で心地よい疲れを感じましたら、ご到着後にはゆっくりと温泉に浸かって、
開放感を満喫してくださいませ。
 
潮風に吹かれてのんびりとそぞろ歩き。
 
海辺の癒しの時間はここから始まっていると、きっと思われるに違いありません。